Thursday, May 11, 2006

Hana-Hige

↑こんなものあるんだねぇ

同居人中国人の名前はゾンフェイという。
ゾンフェイは,Ivy leagueのダートマス大学でChemistryのPh. Dを取り,MITで3年間ポスドクをし,現在マサチューセッツ大学で働いている。中国から出てきて7年になるという。
"Ph D students are cheap labor. Postdoc is slave"
という ボストン周辺の競争激しく,シビアなAcademiaの中で,生き抜いてきた研究者さん。 毎日帰りは午前様だが,家では明るく,超つかれた,超つかれた,と笑いながら中華料理を楽しそうに作ってる姿を見ると,タフだなぁって正直,尊敬する。

でも、鼻からは髭が生えている。
同じアジア人ということや,お互い,中国史,日本史に興味があることから随分と仲良くなったが,話しているうちに,何故彼の鼻から髭が生えているのかわかった。

原因はおそらく,出身地。ゾンフェイは寒暖の差激しく,黄河近辺の黄砂が舞う内陸地帯の出身。
鼻毛の役割は,
1. 鼻の中に異物が入るのを防ぐこと,
2. 呼気の保湿をすること,
らしいから,ここシアトルまで飛んでくるという黄砂のまっただ中で育った彼は,いつのまにか鼻毛が鼻ヒゲに進化したに違いあるまい。

ちなみに阿倍仲麻呂,鑑真和上は中国の教科書に載ってるらしい。驚き。
"月見て歌読んだ日本のヤツ、知ってる?" だって。

一方で,春秋戦国時代,太公望から清の時代,西太后まで,マニアな中国史をアメリカで語り明かすとはおもわんかった。ちなみに,中国語の発音わからんから,なんて行って伝えるかっていうと,例えば西太后は,"West Fat Queen" 伝わるもんだなぁ。
「関羽のクビは呉から魏に送られて,それにたたられて曹操は死んだんだよな」
とか、最近周りでは語れる相手が少なくなった中国史をここぞとばかりに楽しんでいる。十八史略全部読んだぜって言ったら、Really ? Wow ! って喜ばれた。マニアな趣味を素直に喜んでもらえて嬉しい限り。やっぱ外国では歴史って役に立つね。
『蒼天航路』全巻Amazonで取り寄せようかな。
中国人はあれを見てどうおもうんだろう。稀代の名作だと思うんだけれど。個人的には。

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